♪Fat Bottomed Girls
きゃ~~~オスカルさまごめんなさい
決して貴女の事ではないわよ~~~~~~~~
オスカルが・・・愛している・・・と、言ってくれた
この言葉をどれだけ待ったことだろう
アンドレに・・・愛している・・・と、伝えられた
やっと気づいたこの気持ち
おまえをどんなに待たせたことだろう
オスカルが・・・おれを抱きしめてくれる・・・
夢のようだ・・・夢なら覚めないでくれ!
アンドレが・・・わたしを抱きしめてくれる・・・
思っていた通りの逞しい腕に抱かれて・・・
ここは何て、居心地がいいのだろう
オスカルの香りがする・・・懐かしい香り・・・
香水でもなく、コロンでもなく・・・
おまえ自身のかぐわしい香り
アンドレの香りがする・・・わたしが大好きな香りだ・・・
クンクン・・・やっぱりレヴェとは違うな!
オスカルが、おれの匂いを嗅いでいる?
・・・まずい!・・・おれ?臭いかな?
・・・お屋敷に居た時みたいにマメに身体を洗ってないからな
・・・おれは、慌てて身体を離した
おまえは一瞬驚いたような顔をしたが、直ぐに笑顔になった。
けれど、おれは心配になって、尋ねずにはいられなかった。
「おれ、臭うか?」
「うん!おまえの匂いがする。この匂いが懐かしかった。大好きだ!」
おれは、うれしくなっておまえに口づけた。
アンドレが口づけをしてくれた!待っていた・・・
この唇、わたしの知っている唇、
熱っぽくて・・・弾力があって・・・すうようにしっとりと・・・
わたしの唇を・・・おしつつみ・・・しのびこみ・・・・・・・・
*************************
あ!まずい!クラクラしてきた!・・・
・・・・・・・・そんなに酒は飲んでないはずなのに・・・おかしいな・・・?
と、思ったらアンドレが支えてくれた・・・。
ふう!助かった・・・こんなに酔うなんておかしいぞ・・・、
・・・・・・・・!?!・・・・・・・・
・・・・・・・・もしかしてこれが小説とかに書いてある、
『カ・イ・カ・ン』ってモノなのか?
そうすると、今のは、恋人同士の口づけだったのか!
・・・わたしはアンドレの肩に寄りかかりながら、
『なんにも知らないのだな』と、少し落ち込んだ。
オスカルが、おれの口づけに応えてくれた。感じてくれた。
おれは嬉しくなって、さらにスケベ心がうずいてきた。
が、ここは紳士らしく、落ち着いた。
でも、思いっ切り甘いささやき声で言った。
「ベッドに行こうか・・・」
アンドレが「ベッドに行こうか・・・」と言ってくれた。
落ち込んでいるわたしを、何時も引き上げてくれるのはおまえだ!
任せておけ!ベッドなら大丈夫だ!
何度も経験済みだ!
なにしろわたしは2人の子持ちだしな!
だけど・・・思いっ切り『うん!そうしよう!』と、言うのはなんだから、・・・
ここはしおらしく、女らしく・・・頷くだけにしておこう!
わたしは・・・アンドレの肩に顔を埋めながら、そっとうなずいた。
オスカルが、そっと頷いた。
おれは、オスカルをお姫様抱っこして二階へ上がっていった。
ベッドの上にそっと降ろすと、おまえはおれの目を見つめた・・・。
おれも見つめながら、シャツを脱いだ・・・。
視線を外さないまま、ズボンを脱ごうとして、ハッと気が付いた!
・・・・・以前、ハウツー本に、
『靴下とパンツのお間抜けな格好になってはいけない!』
と、書いてあったのを思い出した。
そこで、おれはオスカルに嫌われないように下を向いて作業を始めた・・・。
ベッドに降ろされておまえを見ていたが、脱ぎ始めたので恥ずかしくなってきた・・・でも、おまえもわたしを見ているから、視線を外せなかった。そしたらアンドレが下を向きだしたので、わたしは反対側を向いてしまった・・・。
おかしいな・・・経験者のはずなのにな・・・?
すると、床に何か落ちているのを見つけた!
顔を上げたらオスカルが居なかった・・・?
・・・・・すると、トントンと背中をノックされた・・・。
振り向くとおまえが微笑んでいる。・・・
な~んだ!悪戯っ子のオスカルが・・・と、思った瞬間・・・
・・・・・星を見た!・・・・・
今度は左頬にパンチ!
思いっ切り!
え゛!何で?
今回は合意の上ではなかったのか!?
頬を押さえながらオスカルを見ると・・・、
・・・・・!!・・・・・
目に涙を浮かべながら、差し出したオスカルの手には、ピンク色のリボンがあった!
おれは、ベッドにドサッと腰を落とし、頭を抱えた。
ジェルメーヌの忘れ物だった。
・・・・・ゴメン・・・それしか言えなかった。
・・・・・何故だ?・・・待っていてくれたんじゃなかったのか?
・・・・・すまない、寂しかったんだ。
・・・おまえを待って、家具を揃えて、暖炉を作って、
畑におまえが好きそうな作物を植えて、
朝起きると、店の方で音がするから、
おまえが来たのかと、すっ飛んで行くと、誰もいなくて、
畑で作業していると、キラッと光るのを見て、
おまえかと思い、その内、本当に幻覚を見るようになって、・・・
だから、今日もおまえがあそこに立っていた時、また幻覚かと思ったんだ。
直ぐに捕まえに行って抱きしめたかったけど、また、消えてしまうかと怖くなって動けなかった。心臓が激しく動いて気が遠くなりそうで、あんな、素っ気ない事しか言えなかった・・・。
いつのまにかオスカルが隣に座っていた。
「その女とは1回だけか?」
オスカルがおれの顔を覗き込んで聞いてきた。
「イヤ、何度か…」
オスカルのため息が聞こえた。
「もう、その女とは会わないか?」
「この・・・二階には上がってこないけど・・・店の常連だ・・・か・・・ら・・・・・」
そういう時は、嘘でもいいから、もう会わないと言うもんだ!
・・・・・と、言いながらオスカルはおれに最後まで言わせず、
おれを押し倒し口づけして来た!
オスカルの涙がおれの顔に落ちる。
わたしは、アンドレにさっき教えてもらった、恋人同士の口づけをした・・・。
おまえも悪いが、わたしも悪かった。
おまえを待たせすぎた。
オトコってどうしようもない生き物だよな!
悔しいけど唇を離して今度こそ、ドヤ顔で言ってやった!
「オンナに押し倒されたのは初めてだろう!?」
「あゝ、初めてだ!」
「わたしは、そこら辺のオンナとは違うからな!
これからも初めての事が沢山あるぞ!
覚悟しろよ!
それでも、愛しているか!?
愛してくれているか!?」
おまえは頷いてくれた・・・それでもわたしは、足りなくて、・・・・・
「生涯かけてわたしひとりか!?
わたしだけを、一生涯愛しぬくとちかうか!?」
おれは、誓うと一生涯愛しぬく、それだけじゃない・・・
生まれ変わってもおまえを探し出して愛する・・・と誓った。
*************************
こうして、おれたちは、めでたく、初めてむすばれた。
ドタバタと、そして、ギャーギャーと・・・・・、
あ!記憶にないレヴェの時があるが、それは、ちょっと置いておいて、・・・
初夜を・・・・・イヤ、今はまだ夕方だから、
題して『昼下がりの情事』って言ったところだろうか。
とにかく、これは秘め事だから秘めておくが、
信じられない事だが、
オスカルは・・・・・ウワッーチ!
オスカルのパンチを食らった、左ほおが痛い!
そんな!・・・・・なんで今頃、痛むんだ!?
それに、オスカルだってかなり手加減したパンチだったのに、・・・・・
とにかく、オスカルは、・・・・・ウワッーチ!
なんなんだ!内側から、ぽんぽこ、ぽんぽこ、痛いぞ。
痛くなる前に、急いで言ってしまおう!
信じられない事だが、オスカルは、バージンだった!
・・・・・俄かには信じられなかったが、
オスカルは、無垢なる女性だった・・・・・。
2人の子どもがいるのに!
記憶にないおれとの経験があるはずなのに!
それにも増して、フェルゼン伯と、あんなにも仲睦まじく、逢瀬を重ねてきたのに!
この手に関しては、全くの、初心な少女だった・・・・・。
誰に告げても(告げるつもりはないが・・・・・)信じてもらえないだろう!
オスカル・・・・・おまえはいったい・・・・・!?
ウワッーチ!!!!!!痛い!!!!!
ぽんぽこ、ぽんぽこ、
ぽんぽこ、ぽんぽこ、
To be continue
BGM Thank God It’s Christmas
By Roger Taylor and Brian May
きゃ~~~オスカルさまごめんなさい
決して貴女の事ではないわよ~~~~~~~~
オスカルが・・・愛している・・・と、言ってくれた
この言葉をどれだけ待ったことだろう
アンドレに・・・愛している・・・と、伝えられた
やっと気づいたこの気持ち
おまえをどんなに待たせたことだろう
オスカルが・・・おれを抱きしめてくれる・・・
夢のようだ・・・夢なら覚めないでくれ!
アンドレが・・・わたしを抱きしめてくれる・・・
思っていた通りの逞しい腕に抱かれて・・・
ここは何て、居心地がいいのだろう
オスカルの香りがする・・・懐かしい香り・・・
香水でもなく、コロンでもなく・・・
おまえ自身のかぐわしい香り
アンドレの香りがする・・・わたしが大好きな香りだ・・・
クンクン・・・やっぱりレヴェとは違うな!
オスカルが、おれの匂いを嗅いでいる?
・・・まずい!・・・おれ?臭いかな?
・・・お屋敷に居た時みたいにマメに身体を洗ってないからな
・・・おれは、慌てて身体を離した
おまえは一瞬驚いたような顔をしたが、直ぐに笑顔になった。
けれど、おれは心配になって、尋ねずにはいられなかった。
「おれ、臭うか?」
「うん!おまえの匂いがする。この匂いが懐かしかった。大好きだ!」
おれは、うれしくなっておまえに口づけた。
アンドレが口づけをしてくれた!待っていた・・・
この唇、わたしの知っている唇、
熱っぽくて・・・弾力があって・・・すうようにしっとりと・・・
わたしの唇を・・・おしつつみ・・・しのびこみ・・・・・・・・
*************************
あ!まずい!クラクラしてきた!・・・
・・・・・・・・そんなに酒は飲んでないはずなのに・・・おかしいな・・・?
と、思ったらアンドレが支えてくれた・・・。
ふう!助かった・・・こんなに酔うなんておかしいぞ・・・、
・・・・・・・・!?!・・・・・・・・
・・・・・・・・もしかしてこれが小説とかに書いてある、
『カ・イ・カ・ン』ってモノなのか?
そうすると、今のは、恋人同士の口づけだったのか!
・・・わたしはアンドレの肩に寄りかかりながら、
『なんにも知らないのだな』と、少し落ち込んだ。
オスカルが、おれの口づけに応えてくれた。感じてくれた。
おれは嬉しくなって、さらにスケベ心がうずいてきた。
が、ここは紳士らしく、落ち着いた。
でも、思いっ切り甘いささやき声で言った。
「ベッドに行こうか・・・」
アンドレが「ベッドに行こうか・・・」と言ってくれた。
落ち込んでいるわたしを、何時も引き上げてくれるのはおまえだ!
任せておけ!ベッドなら大丈夫だ!
何度も経験済みだ!
なにしろわたしは2人の子持ちだしな!
だけど・・・思いっ切り『うん!そうしよう!』と、言うのはなんだから、・・・
ここはしおらしく、女らしく・・・頷くだけにしておこう!
わたしは・・・アンドレの肩に顔を埋めながら、そっとうなずいた。
オスカルが、そっと頷いた。
おれは、オスカルをお姫様抱っこして二階へ上がっていった。
ベッドの上にそっと降ろすと、おまえはおれの目を見つめた・・・。
おれも見つめながら、シャツを脱いだ・・・。
視線を外さないまま、ズボンを脱ごうとして、ハッと気が付いた!
・・・・・以前、ハウツー本に、
『靴下とパンツのお間抜けな格好になってはいけない!』
と、書いてあったのを思い出した。
そこで、おれはオスカルに嫌われないように下を向いて作業を始めた・・・。
ベッドに降ろされておまえを見ていたが、脱ぎ始めたので恥ずかしくなってきた・・・でも、おまえもわたしを見ているから、視線を外せなかった。そしたらアンドレが下を向きだしたので、わたしは反対側を向いてしまった・・・。
おかしいな・・・経験者のはずなのにな・・・?
すると、床に何か落ちているのを見つけた!
顔を上げたらオスカルが居なかった・・・?
・・・・・すると、トントンと背中をノックされた・・・。
振り向くとおまえが微笑んでいる。・・・
な~んだ!悪戯っ子のオスカルが・・・と、思った瞬間・・・
・・・・・星を見た!・・・・・
今度は左頬にパンチ!
思いっ切り!
え゛!何で?
今回は合意の上ではなかったのか!?
頬を押さえながらオスカルを見ると・・・、
・・・・・!!・・・・・
目に涙を浮かべながら、差し出したオスカルの手には、ピンク色のリボンがあった!
おれは、ベッドにドサッと腰を落とし、頭を抱えた。
ジェルメーヌの忘れ物だった。
・・・・・ゴメン・・・それしか言えなかった。
・・・・・何故だ?・・・待っていてくれたんじゃなかったのか?
・・・・・すまない、寂しかったんだ。
・・・おまえを待って、家具を揃えて、暖炉を作って、
畑におまえが好きそうな作物を植えて、
朝起きると、店の方で音がするから、
おまえが来たのかと、すっ飛んで行くと、誰もいなくて、
畑で作業していると、キラッと光るのを見て、
おまえかと思い、その内、本当に幻覚を見るようになって、・・・
だから、今日もおまえがあそこに立っていた時、また幻覚かと思ったんだ。
直ぐに捕まえに行って抱きしめたかったけど、また、消えてしまうかと怖くなって動けなかった。心臓が激しく動いて気が遠くなりそうで、あんな、素っ気ない事しか言えなかった・・・。
いつのまにかオスカルが隣に座っていた。
「その女とは1回だけか?」
オスカルがおれの顔を覗き込んで聞いてきた。
「イヤ、何度か…」
オスカルのため息が聞こえた。
「もう、その女とは会わないか?」
「この・・・二階には上がってこないけど・・・店の常連だ・・・か・・・ら・・・・・」
そういう時は、嘘でもいいから、もう会わないと言うもんだ!
・・・・・と、言いながらオスカルはおれに最後まで言わせず、
おれを押し倒し口づけして来た!
オスカルの涙がおれの顔に落ちる。
わたしは、アンドレにさっき教えてもらった、恋人同士の口づけをした・・・。
おまえも悪いが、わたしも悪かった。
おまえを待たせすぎた。
オトコってどうしようもない生き物だよな!
悔しいけど唇を離して今度こそ、ドヤ顔で言ってやった!
「オンナに押し倒されたのは初めてだろう!?」
「あゝ、初めてだ!」
「わたしは、そこら辺のオンナとは違うからな!
これからも初めての事が沢山あるぞ!
覚悟しろよ!
それでも、愛しているか!?
愛してくれているか!?」
おまえは頷いてくれた・・・それでもわたしは、足りなくて、・・・・・
「生涯かけてわたしひとりか!?
わたしだけを、一生涯愛しぬくとちかうか!?」
おれは、誓うと一生涯愛しぬく、それだけじゃない・・・
生まれ変わってもおまえを探し出して愛する・・・と誓った。
*************************
こうして、おれたちは、めでたく、初めてむすばれた。
ドタバタと、そして、ギャーギャーと・・・・・、
あ!記憶にないレヴェの時があるが、それは、ちょっと置いておいて、・・・
初夜を・・・・・イヤ、今はまだ夕方だから、
題して『昼下がりの情事』って言ったところだろうか。
とにかく、これは秘め事だから秘めておくが、
信じられない事だが、
オスカルは・・・・・ウワッーチ!
オスカルのパンチを食らった、左ほおが痛い!
そんな!・・・・・なんで今頃、痛むんだ!?
それに、オスカルだってかなり手加減したパンチだったのに、・・・・・
とにかく、オスカルは、・・・・・ウワッーチ!
なんなんだ!内側から、ぽんぽこ、ぽんぽこ、痛いぞ。
痛くなる前に、急いで言ってしまおう!
信じられない事だが、オスカルは、バージンだった!
・・・・・俄かには信じられなかったが、
オスカルは、無垢なる女性だった・・・・・。
2人の子どもがいるのに!
記憶にないおれとの経験があるはずなのに!
それにも増して、フェルゼン伯と、あんなにも仲睦まじく、逢瀬を重ねてきたのに!
この手に関しては、全くの、初心な少女だった・・・・・。
誰に告げても(告げるつもりはないが・・・・・)信じてもらえないだろう!
オスカル・・・・・おまえはいったい・・・・・!?
ウワッーチ!!!!!!痛い!!!!!
ぽんぽこ、ぽんぽこ、
ぽんぽこ、ぽんぽこ、
To be continue
BGM Thank God It’s Christmas
By Roger Taylor and Brian May
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