♪You And I
え゛!アンドレ?・・・・・・
あ!ばあや!?・・・・・・
「さあ、起きて、お支度なさってくださいな。
ばあやは、朝のお支度に行きますからね・・・・・・・・」
え゛!ばあや。・・・・・・顔は同じだったけど、変な服を着ていたぞ・・・!?
あ゛!?床に座っていた?・・・・・・
わたしも、床に大きなクッションのような物を置いて、寝ている・・・・・・。
なんだこれは・・・・・・?
それに、・・・この夜着は一体何なんだ?・・・・・・
ガウンではないか、・・・サッシュみたいなので留めている・・・・・・。
あ゛!それよりも・・・・・傷?わたしは、銃弾に、・・・撃たれたのではなかったか?
・・・・・バスティーユは・・・・・・・・?・・・・・
ここは、・・・・・どこなのだ?・・・・・
わたしは、オスカル!・・・・・・・・
・・・・・・・・ここは・・・・・・・・あの世なのか・・・・・・・・?
兎に角、着替えて・・・って、独りで着替えるのか。
おお!身体が勝手に動くぞ・・・・・・!
クッションを・・・・・・『布団』・・・・・・畳んで、
クローゼットに・・・・・・『押入れ』・・・・・・
入れる・・・・・・・・。
な、・・・何なんだ!?・・・わたしの頭の中で・・・もう一人のわたしが、囁いてくる・・・・・・。
夜着を・・・・・・『寝間着』・・・・・・脱いで・・・・・
ブラウスを・・・・・・『胴着』・・・・・・着て・・・・・
ズボンを・・・・・・このワイドパンツか・・・・・・・・『袴』・・・・・・身につけて・・・・・
靴を・・・・・?・・・・・無い・・・・・・・・裸足で歩くのか・・・・・・・・。
自分が勝手に動くというのも、変な気分だな・・・。
それに・・・・・・・・あの世ではないような・・・・・・・・。
だが、お陰で、この何処とも知れない風習に戸惑わずに済む・・・・・。
アンドレが、待っていると言っていたな。
部屋から出なければ・・・・・
扉は?・・・・・『障子』・・・・・・を・・・・・
ほう!珍しい開け方だ!それに、紙を貼ってあって明かりが漏れてくる・・・・・。
素足に廊下の板が気持ちいい。
こちらに、アンドレがいるのか?
お!居た!居た!
いつ見ても、どんな格好をしていても、イイ男だ!!
抱きしめてくれるのかな?
それとも、口づけをしてくれるのかな?
「おはよう!オスカル!今日は遅かったな!」
え゛!・・・・・素っ気ないな。
あ゛!だけど、・・・同じ服を着ている。・・・・・・・・平等なのかな。
「おはよう!アンドレ!待たせたな!」
お!口も勝手に動く・・・・・。
「じゃあ、行くか!?」
え゛!行くって・・・何処に行くんだ?それに・・・靴・・・、
ここにあるのは、平たい板に、・・・・・紐がVの字になって付いているのしかないぞ?
わあ!足が勝手に動く!・・・・・板の上に、・・・・・『下駄』・・・・・・乗った・・・・・。
お!親指と人差し指の間に挟むのか・・・・・・・・。
おい!待て!アンドレ!こんなので、走るのか?
・・・・・・・・走っている。・・・・・・・・わたし、・・・・・・・・
「よーし!ここら辺から、今日は行くぞ!」
え゛!何が?誰が?何処に?・・・・・・・・
あ!アンドレが、下駄を脱いだ。・・・・・・・・
わたしも、脱いでいる・・・・・・・・。
また、走り出した・・・・・・・・。
や!?いつの間に、・・・・・手に竹の棒・・・・・『竹刀』・・・・・・を握っている。
土の感触が気持ちいいなぁ~
(。´・ω・)ん?アンドレに負けている!
イヤだ!負けるのは好きではない!・・・・・・・・抜かすのだ!オスカル!
「お!調子が出てきたな!オスカル!
おれも、負けないぞ!」
ああ!なんて気持ちが良いんだ~
しばらく忘れていた・・・・・アラスに帰ったみたいだ・・・・・。
ん!?高台に出た。
緑が多くて、・・・・・『水田』・・・・・・
向こうには町があるのか、・・・・・・・・『城下町』・・・・・
「ようし!始めるか!」
アンドレが、声をかけてきた。
って、・・・何を始めるんだ?
あ゛!また、身体が勝手に動く・・・・・。
こっちでは、剣を両手で握るのか・・・・・・・・。
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
ほう!・・・・・・・・なかなか面白いなぁ・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・(。´・ω・)ん?精神統一になるな!・・・・・・・・『無の境地』・・・・・・。
しかし、わたしは、考えなければならない・・・・・・・・。
ここは、一体何処なのだ?時代は・・・・・・・・?
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
わたしは、・・・・・・・・わたし達は生まれ変わったのか?・・・・・・・・
「ふう~、オスカル!今朝は気合が入っているな!
そろそろ、合わせるか!?」
え゛!どういう意味だ?・・・・・・・・また、身体が勝手に動く・・・・・。
おお!・・・・・竹刀で打ち合うのか!・・・・・・・・これは楽しいぞ!
(。´・ω・)ん?なんだ!アンドレ!へなちょこじゃないか?!
「おい!もっと真剣に稽古しろ!」
「え~、おれ、苦手なんだよ~
知ってるだろう?」
そりゃあ、以前から人を殺めるような、・・・・・剣や銃は苦手だったが。
「そろそろ、帰るか?」
ああ、そうだな!・・・・・わたしも、少し考えたい・・・・・。
ほう、また、走るのか・・・・・・・・。
ふう!汗びっしょりだ。・・・・・お!井戸の方に行くぞ!
有り難い!・・・・・顔を洗える・・・・・・・・。
(。´・ω・)ん?・・・・・・・・アンドレ、胴着を肩から外して、・・・・・・・・
「おい!アンドレ!胸毛はどうした!?」
「え゛!おれ、胸毛なんてないぞ!
この道場で、胸毛のあるのは熊五郎くらいだ!」
・・・・・・・・え゛!そうなのか?・・・・・アンドレの胸毛、好きだったのになぁ!・・・・・
・・・・・・・・それより、・・・・・このアンドレは、あの・・・ヴェルサイユのアンドレなのか?
「オスカル、腕をすすぐと気持ちが良い!
袖を持っていてやる。」
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
優しいな、アンドレに変わりはない・・・・・でも、・・・・・
「女は不便だよな~夏になると、男に生まれて良かったと心から思うよ!
ほら!手ぬぐい・・・」
ほう!これで、拭くのか!・・・ふわふわしていないな・・・。
・・・・・・・・『日本手ぬぐい』・・・・・・
え゛!ニホン?・・・・・・・・ジャポンなのか?
「アンドレ、今日は何月何日だ?」
「え゛!何を言っている?今日は7月15日だ!寝ぼけているのか?」
「あ、・・・イヤ・・・ちょっと・・・・・、
それより、・・・・・アンドレ、おまえジュニアとアリエノールの事心配じゃないのか?」
「え゛!?何を訳の分からない事を言っているんだ!
二日酔いか?・・・・・・・・まあいいや、・・・さあ、道場に行こう!」
へ!・・・・・・・・まだ、何かするのか・・・・・・・・。
わたしは、少し考えをまとめたいのだ・・・・・・・・。
おまえと一緒にいたいけれど、・・・・・・・・今は独りになりたい!
おまえは、わたしのアンドレではないのか・・・・・?
BGM Suddenly
From Les Miserable
え゛!アンドレ?・・・・・・
あ!ばあや!?・・・・・・
「さあ、起きて、お支度なさってくださいな。
ばあやは、朝のお支度に行きますからね・・・・・・・・」
え゛!ばあや。・・・・・・顔は同じだったけど、変な服を着ていたぞ・・・!?
あ゛!?床に座っていた?・・・・・・
わたしも、床に大きなクッションのような物を置いて、寝ている・・・・・・。
なんだこれは・・・・・・?
それに、・・・この夜着は一体何なんだ?・・・・・・
ガウンではないか、・・・サッシュみたいなので留めている・・・・・・。
あ゛!それよりも・・・・・傷?わたしは、銃弾に、・・・撃たれたのではなかったか?
・・・・・バスティーユは・・・・・・・・?・・・・・
ここは、・・・・・どこなのだ?・・・・・
わたしは、オスカル!・・・・・・・・
・・・・・・・・ここは・・・・・・・・あの世なのか・・・・・・・・?
兎に角、着替えて・・・って、独りで着替えるのか。
おお!身体が勝手に動くぞ・・・・・・!
クッションを・・・・・・『布団』・・・・・・畳んで、
クローゼットに・・・・・・『押入れ』・・・・・・
入れる・・・・・・・・。
な、・・・何なんだ!?・・・わたしの頭の中で・・・もう一人のわたしが、囁いてくる・・・・・・。
夜着を・・・・・・『寝間着』・・・・・・脱いで・・・・・
ブラウスを・・・・・・『胴着』・・・・・・着て・・・・・
ズボンを・・・・・・このワイドパンツか・・・・・・・・『袴』・・・・・・身につけて・・・・・
靴を・・・・・?・・・・・無い・・・・・・・・裸足で歩くのか・・・・・・・・。
自分が勝手に動くというのも、変な気分だな・・・。
それに・・・・・・・・あの世ではないような・・・・・・・・。
だが、お陰で、この何処とも知れない風習に戸惑わずに済む・・・・・。
アンドレが、待っていると言っていたな。
部屋から出なければ・・・・・
扉は?・・・・・『障子』・・・・・・を・・・・・
ほう!珍しい開け方だ!それに、紙を貼ってあって明かりが漏れてくる・・・・・。
素足に廊下の板が気持ちいい。
こちらに、アンドレがいるのか?
お!居た!居た!
いつ見ても、どんな格好をしていても、イイ男だ!!
抱きしめてくれるのかな?
それとも、口づけをしてくれるのかな?
「おはよう!オスカル!今日は遅かったな!」
え゛!・・・・・素っ気ないな。
あ゛!だけど、・・・同じ服を着ている。・・・・・・・・平等なのかな。
「おはよう!アンドレ!待たせたな!」
お!口も勝手に動く・・・・・。
「じゃあ、行くか!?」
え゛!行くって・・・何処に行くんだ?それに・・・靴・・・、
ここにあるのは、平たい板に、・・・・・紐がVの字になって付いているのしかないぞ?
わあ!足が勝手に動く!・・・・・板の上に、・・・・・『下駄』・・・・・・乗った・・・・・。
お!親指と人差し指の間に挟むのか・・・・・・・・。
おい!待て!アンドレ!こんなので、走るのか?
・・・・・・・・走っている。・・・・・・・・わたし、・・・・・・・・
「よーし!ここら辺から、今日は行くぞ!」
え゛!何が?誰が?何処に?・・・・・・・・
あ!アンドレが、下駄を脱いだ。・・・・・・・・
わたしも、脱いでいる・・・・・・・・。
また、走り出した・・・・・・・・。
や!?いつの間に、・・・・・手に竹の棒・・・・・『竹刀』・・・・・・を握っている。
土の感触が気持ちいいなぁ~
(。´・ω・)ん?アンドレに負けている!
イヤだ!負けるのは好きではない!・・・・・・・・抜かすのだ!オスカル!
「お!調子が出てきたな!オスカル!
おれも、負けないぞ!」
ああ!なんて気持ちが良いんだ~
しばらく忘れていた・・・・・アラスに帰ったみたいだ・・・・・。
ん!?高台に出た。
緑が多くて、・・・・・『水田』・・・・・・
向こうには町があるのか、・・・・・・・・『城下町』・・・・・
「ようし!始めるか!」
アンドレが、声をかけてきた。
って、・・・何を始めるんだ?
あ゛!また、身体が勝手に動く・・・・・。
こっちでは、剣を両手で握るのか・・・・・・・・。
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
ほう!・・・・・・・・なかなか面白いなぁ・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・(。´・ω・)ん?精神統一になるな!・・・・・・・・『無の境地』・・・・・・。
しかし、わたしは、考えなければならない・・・・・・・・。
ここは、一体何処なのだ?時代は・・・・・・・・?
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
エイ!ヤア!トウ! エイ!ヤア!トウ!
わたしは、・・・・・・・・わたし達は生まれ変わったのか?・・・・・・・・
「ふう~、オスカル!今朝は気合が入っているな!
そろそろ、合わせるか!?」
え゛!どういう意味だ?・・・・・・・・また、身体が勝手に動く・・・・・。
おお!・・・・・竹刀で打ち合うのか!・・・・・・・・これは楽しいぞ!
(。´・ω・)ん?なんだ!アンドレ!へなちょこじゃないか?!
「おい!もっと真剣に稽古しろ!」
「え~、おれ、苦手なんだよ~
知ってるだろう?」
そりゃあ、以前から人を殺めるような、・・・・・剣や銃は苦手だったが。
「そろそろ、帰るか?」
ああ、そうだな!・・・・・わたしも、少し考えたい・・・・・。
ほう、また、走るのか・・・・・・・・。
ふう!汗びっしょりだ。・・・・・お!井戸の方に行くぞ!
有り難い!・・・・・顔を洗える・・・・・・・・。
(。´・ω・)ん?・・・・・・・・アンドレ、胴着を肩から外して、・・・・・・・・
「おい!アンドレ!胸毛はどうした!?」
「え゛!おれ、胸毛なんてないぞ!
この道場で、胸毛のあるのは熊五郎くらいだ!」
・・・・・・・・え゛!そうなのか?・・・・・アンドレの胸毛、好きだったのになぁ!・・・・・
・・・・・・・・それより、・・・・・このアンドレは、あの・・・ヴェルサイユのアンドレなのか?
「オスカル、腕をすすぐと気持ちが良い!
袖を持っていてやる。」
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
優しいな、アンドレに変わりはない・・・・・でも、・・・・・
「女は不便だよな~夏になると、男に生まれて良かったと心から思うよ!
ほら!手ぬぐい・・・」
ほう!これで、拭くのか!・・・ふわふわしていないな・・・。
・・・・・・・・『日本手ぬぐい』・・・・・・
え゛!ニホン?・・・・・・・・ジャポンなのか?
「アンドレ、今日は何月何日だ?」
「え゛!何を言っている?今日は7月15日だ!寝ぼけているのか?」
「あ、・・・イヤ・・・ちょっと・・・・・、
それより、・・・・・アンドレ、おまえジュニアとアリエノールの事心配じゃないのか?」
「え゛!?何を訳の分からない事を言っているんだ!
二日酔いか?・・・・・・・・まあいいや、・・・さあ、道場に行こう!」
へ!・・・・・・・・まだ、何かするのか・・・・・・・・。
わたしは、少し考えをまとめたいのだ・・・・・・・・。
おまえと一緒にいたいけれど、・・・・・・・・今は独りになりたい!
おまえは、わたしのアンドレではないのか・・・・・?
BGM Suddenly
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