新しく勝負服となった、淡いピンクのブラウスの上に、かつての戦闘服と同じ、深紅の上着を羽織り、
オスカルは、意を決すると、自室を出た。

階下に降りて、いつもの晩餐の部屋に行こうとすると、
今日からオスカルのお茶当番になった、男が、

「今日の晩餐は、家族のお部屋でと、旦那様の、ご指示がありました。こちらへどうぞ・・・」

と、家族用の、とは言え、3人が着席しても、その周りを給仕の者たちが、プレートを持って、行き来するのに充分なスペースがある、通称・・・ファミリールームへと、オスカルを導いた。

オスカルが、その部屋に入ると、既に、敵・・・両親がゆったりと、食前酒を味わっていた。
しかも、驚いた事に、今夜は、長方形のテーブルではなく、丸テーブルだった。

3人が、座って、ゆっくりと食事を楽しむ距離はあるものの、
互いに話をするのには、ちょうど良い距離感だった。

この距離感に、オスカルはたじろいだ。
緊張をほぐすため、いつもの様に、首元に手をやろうとしが、軍服ではないのに気づいた。
が、幸いブラウスのクラバットに、ブローチがあった。
握って気合いを入れた。

入り口に立ったままのオスカルに、ジャルママが気付き、座るよう勧めた。

母親の様子から、機嫌が良さそうなのを感じ、オスカルは、とりあえずホッとした。
父親を見てみると、こちらも上機嫌の様子である。

やはり、今夜、1番の難関は『ばあや』か・・・と、オスカルは、ため息をついた。

すると、ジャルパパが、
「どうした?オスカル?何か問題でもあったか?衛兵隊には、ジェローデルが、補佐に行っているようだが・・・?」

オスカルが、着席すると、すかさずオスカル専属のお茶当番が、食前酒を前に置いた。
ジャルパパを無視して、オスカルは、満面の笑みで、お茶当番に声を掛けた。

「ありがとう。あ、名前は・・・名を聞いていなかったな!何という名だ?」
「はい、ジョルジュと申します」
「ジョルジュか・・・今日は一日ご苦労だったな。疲れただろう。もう休んで、良いぞ!
その代わり、明日もまた、よろしく頼むぞ!」

次期当主のこの笑みに、侍女たちは無論の事、男の使用人も、やられてしまうのである。
ジョルジュも、その1人になってしまった。

「ありがとうございます、オスカルさま。
ですが、私は大丈夫で、ございます。
もうしばらく、お手伝いさせて頂きます」
と、応え背後に下がった。

それを、ニコニコと見ていた、両親と目が合ってしまった。
すると、ジャルパパが、今夜は身内だけの内密な話になるだろう。
よって、この部屋に入る者も、制限している。

その者たちには、今夜、此処で話された事は、決して口外しないよう厳命してある。
そのつもりだから、安心して話すがいい。・・・と、言った。

何を安心して話すのだ!と、思いながら、改めてオスカルが見渡すと、ジョルジュの他、ワイン庫の管理人兼ソムリエの男、給仕は2人・・・そして、天敵となった、ばあやしかこの部屋にはいなかった。

見渡しているうちに、
ばあやと、目が合ってしまった。
まだだ・・・。ばあやと話をするのは、まだだ。
もう少し、夜が更けてからだ。
オスカルは、自分に言い聞かせた。

その場の雰囲気を変えようと、オスカルは先ほどのジャルパパの話題に、戻った。

「父上、わたしの秘書に何故、ジェローデルが来るのですか?」
すると、ジャルママが、
「えっ、あらまぁ!ジェローデル!彼が?・・・どうしたのかしら?
近衛でも、重要なお仕事が、おありの筈ですよねぇ!」

「ふむ。わしにも、分からないのだ。
奴が、自分から、行くと言い出したのだ」
「まあまあ、もしかしたら、リベンジかしら?」

「冗談じゃあないですぞ!わたしには、アンドレがいます!
ジェローデルの入る余地などございません。

それより、父上。近衛連隊長の席が、空いたままだと聞きました。
この際、連隊長付き副官の大佐、ロドリゲを、連隊長にしては、いかがでしょうか?」

「ふむ、『ヴェルサイユ四銃士』とほざいて、昔からつるんでいた、アイツか?
相変わらず、群れてる様だな?」

「気の良い、仲間で、わたしの数少ない親友達です」

と、話している間に、前菜が運ばれて、今夜の最初のワインはこれで良いかと、ジャルパパの元に、ソムリエが寄って行っている。

ワインを決めると、ジャルパパは、
「オスカル、おまえ、近衛に戻ってくる気はないのか?
これから、また、環境が変わってくる。
近衛にいた方が、融通が利くのではないだろうか?」

「それは、昨夜、3人からも言われましたが・・・問題は、出産の前後のようですな!
1回か2回クリアすれば、問題ないと思いますが」

「あらまあ!1回か2回とは、限らないわよ!私の娘ですもの、少なくとも6回。でも、貴女は、元気で体力も有りそうだから、10回位軽くいきそうだわね!」

「は、母上!冗談はやめて下さい!そんなに、腹が出たり引っ込んだりしていたら、仕事にならないではないですか!」
と、オスカルは皿の上の、レモンをかじりながら言った。

「あら!いやだ!もう、おめでたなのかしら?レモン、酸っぱくないのですか?」
「まだです!1年は、妊娠できないのは、ご存知と思いますが・・・レモンは、頭をスッキリさせたかったのです。

母上は、確か15年かけて、6人出産なさったのですよね?

わたしが、これから、6人や10人生んだら、ばあやの歳になってしまいます。
この事は、追い追いアンドレと相談しようと思っています

それより、わたしは、衛兵隊を辞めるつもりはございません。
ロドリゲの近衛連隊長の件、是非ともお願い致します」

「ふむ。まあ、それも追い追い、おまえとアンドレの、相談の結果を踏まえて考えるとしよう」

3人が、おおいに食べ、親娘の会話を楽しんで(?)いる間にも、次々と、料理がはこばれて、ソムリエは、ワインを持ってきては、主人の承諾を得て、いそいそと働いていた。

その中にひっそりと、一段と背の低く丸っこいばあやが、
聞き耳を立てて、ウロウロしていた。

「一言申し上げたいのですが・・・」
オスカルが、野菜を頬張りながら、さも、不満げに言った。
「わたしと、アンドレの話は、晩餐が終わってから、ではなかったのですか?
これでは、ゆっくり食事が出来ないのですが・・・」

「そうねぇ!でもねえ、オスカル!今1番の関心事は、貴女のことなのよ!その話以外なんて、してもつまらないじゃなくて?ねぇ!お父さま?」

「まあ、そういう事だ。今夜は覚悟するのだな!
それはそうと、アンドレだが・・・」

オスカルは、何事かと、またこのオヤジ、妙な事を言い出すのではないか?
アンドレに、無理難題を押し付けるのではないか?

だいたい、昨年の秋、このオヤジが、結婚話などを持ってきたから、アンドレがあんなに荒れて、辛い思いをしたのも、忘れたのか?と、オスカルは、ジャルパパを睨んだ。

「オイオイ!そう怖い顔して睨むな!
悪い事ではない。聞くところによると、
おまえの供をしなくなって、かなり手持ち無沙汰の様だ」

「ほう、わたしはまた、ばあやにこき使われているのかと思っていました」
と言って、オスカルは、ばあやの方をチラリと見た。
すると、ばあやは、そそくさと厨房の方に行ってしまった。

「それぞれの部署には、それぞれ人員が割り当てられている
。よって、単発の用事しかない様だ。
そこでだ、将来の事も考えて、
しばらくの間、執事に付いて、この屋敷の全般。

使用人の配置は、アイツは分かっているだろうが、
資金繰りから、領地の経営、その他諸々の事柄を、
頭に叩き込んでもらおうと思う。
どうだ?オスカル?」

「あ!それはいいですね!
出来れば、わたしも一緒に、教えてもらいたいところですな!」

「ふん!おまえは、衛兵隊が忙しいのだろう!
溜まっていた、書類は片付いたのか?
わしの方に回って来るはずの、書類が未だのようだが?」

「それでございます、父上。
やはり、アンドレが居ないと、処理のスピードが、違うのです。
勤務時間だけでも、どうにかなると良いのですが・・・」

「はん!四銃士隊で、とっ掛かっても、どうにもならんのか?」
「え゛・・・彼らが来ているのを、ご存じで?・・・」

「まあまあ!やっぱり素敵な、ご友人方ね!皆さま、見目麗しいし!」
「ふん!陸軍士官学校時代から、『ヴェルサイユ四銃士隊』と名乗って、校内を闊歩していたと思ったら。卒業してからは、本格的に、宮殿内で闊歩し・・・

事もあろうに、ド・ギランドは男に走ったかと思ったら、海軍に転属しやがって!
本来なら、今日から演習に入る予定を、勝手に10日間先延ばしにして、
・・・軍務を何と心得ておるのか!けしからんヤツめ!」
ジャルパパは、肉の塊を、切りながらまくしたてると、そのひと切れを口に放り込んだ。

「え゛・・・演習・・・の予定を伸ばしたのですか?」
「ああ、おまえの為にな、オスカル。
但し、上層部に届けられた、申請書には、『悪性の風邪』と書いてあったそうだ!」

「そうでしたか・・・ふふふ( *´艸`)アイツらしいですね!」
「ふん!怒鳴ってやったら、・・・かわいい、弟分の為だと、lineしてきた。

後、どの位で、溜まった書類は、片付くのだ?
ド・ギランドだけではない、ロドリゲも、ラ・トゥールも己の仕事そっちのけで、
手伝いに行っている。
あちこちに支障が出ては、困るからな」

「ですから、軍務の時間だけでも、アンドレを何とかできないでしょうか?」
「ダメだ!国王陛下もかなり、譲歩してくださった。
これ以上のわがままは、許されないだろう。
それに、アンドレには、ジャルジェ家を護ってく為に、
覚えなければならない仕事が待っている」

「ぐ・・・それを言われては・・・なんとも、返す言葉が無いですな!」
オスカルが、首を振り振り、ワイングラスを空けた。

すかさず、ジョルジュはワインの瓶を持って、
注ぎに行こうとしたが、ハッと思い出した。
確か、アンドレは、・・・
オスカルさまが一息ついてから、注いでいたような気がする。

ジョルジュが、見ていると、オスカルは、空になったワイングラスを持ち上げて、シャンデリアの光に透かして、クリスタルの輝きを楽しんでいる様だった。暫くそうしていると、ワイングラスを、テーブルに置き、直ぐにちょっと持ち上げた。

あ!このタイミングだ!ジョルジュは、アンドレが、オスカルにワインを注ぐタイミングと寸分変わりなく、オスカルにワインを提供した。
一方、絶妙なタイミングで、ワインが注がれたオスカルは、愛しいオトコの事を思って、無意識のうちに、振り向いた。が、そこには、すっかり緊張した、ジョルジュが居た。

がっかりしたが、そんな顔を他人、・・・ましてや自邸の使用人に見せるオスカルではない。
「ありがとう、ジョルジュ。見事なタイミングだ!」
営業スマイルも忘れない、オスカルであった。

そんなこんなで、食事を味わいながらも、雑談を挟みつつ、そうこうしているうちに、デザートタイムになった。
熱々のクレープの上に、バニラアイス、その上にアカシアのハチミツが、かけてある。一見、ジャルママの好みのようだが、実は、ジャルパパの大好物だった。無論、甘いものに目が無い、二人の女性も、喜んだ。

デザートが、出てくるとオスカルも、すっかりリラックスして、アカシアのハチミツを味わっていた。すると、ジャルパパが、思い出したように言い始めた。

「それはそうと、舞踏会だ!
あの時、既にアンドレを想っていたのか?」
ジャルパパが、真剣な眼差しで問うた。

ハチミツにうっとりしていたオスカルは、不意の話題に、驚いたが、背筋を伸ばした。
そして、オスカルも、更に真剣な表情で、

「いいえ、あの時はまだ、幼馴染みとしか、思っていませんでした」と、答えた。

「では、何故、結婚する事をあんなに、毛嫌いしたのだ?」

「それは、父上が、わたしが今まで生きてきた人生を捨てて、ただのオンナに戻れとおっしゃったからで、ございます」サラリと言って流した。

ジャルパパは、食後酒のアマレットをひと口含むと、
「ふん!では、何と言ってジェローデルを、諦めさせたのだ?」

すると、オスカルは得意げに、アマレットのグラスを持ち上げ、ロウソクの灯りに照らし、その美しい色合いを見ながら言った。

「決まっているではないですか?
『わたしが、どこかに嫁ぐと、アンドレが生きていけなくなるくらい、不幸になってしまう。アンドレが不幸になれば、わたしもこの世で1番不幸になってしまう』と、言ってやりましたよ。
そうしたら、納得して、身を引いてくれました」
言い終えると、グラスをもう一度掲げ、そこに居ないアンドレの姿を想ってか、独り乾杯すると、アマレットを飲み干した。

「まぁ、まぁ、オスカル。・・・貴女・・・」byジャルママ
「・・・・・・・・・(ため息)・・・・・・・・・」byジャルパパ

「何か、問題でも?」オスカルが、クレープにハチミツを伸ばしながら、キョトンとした。

「それで、おまえは、アンドレには、何と言ったのか?」

「え〜、確か今年になって、5月か6月に入ってからか、『もう、どこにも嫁がないぞ』と、伝えましたが・・・」

「それで、そうしたら?
アンドレはなんて答えたのですか?」
ジャルママが、ワクワクしながら聞いた。
質問の意味がわからないと言った風にオスカルは、

「いえ、あの時は、疲れていたので、そのままアンドレにもたれかかって寝てしまいましたので・・・」

「まぁ、まぁ、オスカル!」ジャルママが驚き、うっかりアマレットを白いテーブルクロスにこぼしてしまった。

ばあやが、慌てて、近寄ろうとするのを、ジャルパパが、制した。

「オスカル、貴女、・・・聞くのが、怖いのですけれど、この際ですから。
それで、貴女は、ジェローデルに告げた言葉を、アンドレには、いつ告げたのですか?」

オスカルは、心底から驚き、また、それを隠そうともせずに、平然と、

「え゛!何をおっしゃっておられるのですか、母上?
そんな事、ずっと前から思っていましたし、アンドレも承知の事ですから、今更、告げる必要なんて無いのではないですか?」

それまで、黙っていた。・・・又は、耐えていた、ジャルパパが、重々しく、口を開いた。

「ジョルジョット、このムスメは、間違いなく、お前の腹から生まれたのだよな?」

「もちろん、そうですが、お父さま、あまり私の血を受け継いでいないか、ナニカを私のお腹の中に忘れてきたのではないかと、気がしてきました」
「ふむ!おまえが、浮気などする筈はないから、このムスメには、わしの血も流れているはずだが、6人目となると、薄くなるものなのか?」

「お二人で、何をわからない事を、おっしゃっているのですか?」
オスカルは、丸めたクレープを、口に入れながら、首を傾げた。
そして、首を傾げたまま、アマレットに手を伸ばした。

「オスカル、貴女、いつ頃アンドレへの想いに気づいたのですか?」

酒を口に含んでいたオスカルは、思わず味わいもせず飲み込んでしまった。
そして、むせた。

「それが・・・わからないのです。昨夜も、ド・ギランド達から聞かれたのですが、」

「貴女、本当に、ジャルジェ家のムスメなのですか?」
「おまえ、本当に、ジャルジェ家のムスメなのか?」

カラになったグラスを、再びロウソクの灯りに照らしながら、目を点にして、オスカルは、
「どうゆう事でございますか?」と、これまた、しれっと言った。

「ねぇ、貴女の上の5人のお姉さま方は、殿方を一目見て、一生のお相手かどうか、見極めていらしたわ。

ただ、ジョゼフィーヌは、見込みのない相手に、恋してしまったけれど、気がつくと、サッサと見切りをつけて、次のお相手を探していたわ!」

「それはそうですね。他の女性を想っているオトコをいつまでもウジウジと、想っているなんて馬鹿な女のする事ですな!」
今度は、アマレットをゆっくりと味わいながら、オスカルが言った。

「え゛!オスカル、貴女が(おまえが)それを言うのか?」×2

「ジョルジョット、これは、アンドレと話をしなくては、ならんな!」
ジャルパパが、泡食ってジャルママを見た。

「ええ、ええ。あなた。明日の晩は、アンドレからゆっくりとお話を聞きましょう」
ジャルママも、これは天下の一大事と、いつものおっとりさを忘れて、早口になった。

慌てたのは、オスカルである。
「ちょっと、お待ち下さい。アンドレにとっては、結婚相手の両親。
いわば、姑と姑め。何を聞こうと言うのですか?」

「決まっています。本当に、オスカルでいいのですか?と、聞くのです」×2

「はあ!?」byオスカル

「心配になってきました。こんな娘のどこを見て、長年、想っていたのか。

ばあやの、心配が理解できました。私共としては、アンドレの方ですけれどね。
アンドレには、もっと気の利いた、相応しい娘さんがお似合いではないかと、
思い始めました」

「うむ。そうだな、アンドレは、オスカルでは勿体ない。アンドレには、もっと・・・そうだ!一年経てば、貴族になるのだ。どこかから、若くて、美しく、聡明なご令嬢を探してきて、結婚させよう。そして、我がジャルジェ家を継いで貰おう!」

ジャルママも、手を打って、
「まあ、お父さま、なんて素敵なお話なのでしょう。そのお嬢さまも、金髪碧眼なら、申し分ないわね!」

驚いたのは、オスカルである。
「父上!母上!わたしは、・・・わたしのアンドレは、わたしにしか、愛を誓う筈は、ありません!それに、わたしの立場はどうなるのですか?」

「いや、分からんぞ!」
「そうですよ、オスカル。
貴女は、・・・・・・そうねぇ、ジェローデルとよりを戻したら、どうかしら?」

「だ、旦那さま、奥さま。アンドレは、・・・孫息子は、一途にお嬢様を想っています。
恐れ多い事ですが、・・・
それに同情して、ご自分が見えていらっしゃらないのは、お嬢さまの方でございます。

あと~あの~、お話しが何処かに、ズレていってしまっているような気が致しますが・・・」
ただ一人、違う事を考えていた、ばあやが、泡食って声を掛けた。

「どこへも、話はズレておらん!
構わぬ!ジャルジェ家を継ぐのは、アンドレが相応しい。
ボンクラで、人間としての感情に疎い娘に継がせようとした、わしが間違っていたのじゃ!かかかか・・・」

ファミリールームにジャルパパの高笑いが響いた。
ばあやは、銀のトレーを落とした。
そして、オスカルは、真っ青になったまま凍り付いた。

つづく
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